超幻想TRPG ver.0.9.3 PC作成 ・シナリオを開始する前に、全てのPLは自分のPCを準備します。PCの能力と初期値は以下の通りです。 生命:どれだけ健康であるかを表します。0で意識不明に陥り、−1以下になると死亡します。初期値は10です。 精神:心の強さを表します。0になると、諦める、発狂する等の理由でシナリオから脱落します。初期値は50です。 感応:誰かの気持ちを感じ取る能力を表します。初期値は6です。 身体:身体能力を表します。初期値は6です。 防御:自分が受ける物理的な被害をなくす、または小さくする能力を表します。初期値は6です。 知識:どれだけ物事を知っているかを表します。初期値は6です。 観察:目で見て分かる情報を集める能力を表します。初期値は6です。 聴取:耳で聞いて分かる情報を集める能力を表します。初期値は6です。 機械:機械類を操作したり、修理、改造する能力を表します。初期値は4です 医療:怪我や病気に対処する能力を表します。初期値は4です。 時事:最近の社会的な出来事にどれだけ詳しいかを表します。初期値は6です。 超常:超能力にどれだけ詳しいかを表します。初期値は1です。 ・[生命]と[精神]と[超常]以外の能力の初期値は、それが「人より苦手」な場合の数値です。+1で「人並」になります。 ・[超常]の初期値は、超能力を一度も実際に見た事がない場合の数値です。 ・PC作成では、任意の能力を1刻みで好きなだけ増やす事が出来ます。ただし、増やせる能力の合計は10までです。 ・ロールの目標値が7の時、成功率は58.3%です(10なら83.3%)。能力の目安にしてください。 ・ランダムにPCを作成したい場合は、2d6の組み合わせで増やす能力を決めるのが良いでしょう(右側のサイコロの出目が偶数なら上六つ、奇数なら下六つの中から、左側のサイコロの出目に対応した能力を増やします。これを10振りわるまで繰り返します)。 ・PCは、趣味、学生時代の学科、職業をそれぞれひとつずつ選択する事が出来ます(選択しない事も出来ます)(PCが学生である場合は職業は選択する事が出来ません)。また、PC作成時にはこれらの選択は保留しておいて、必要な状況(PCがシナリオ中で自己紹介を行う時や、特定の判定に遭遇した時など)がやって来てから選択しても構いません。  シナリオによって推奨されている趣味(学科、職業)がある時は、KPがこれらを決定する事も出来ます。  また、KPはPCの趣味(学科、職業)に応じて判定に修正を加える事が出来ます(特定の[知識]ロールなど)。 ・PCが超能力者である場合、自身に発現している超能力の性質も併せて設定します。  ver.0.9では、「単純武装型」の「武器型の超能力」とします。  武器型の超能力には以下の二つの能力値があります(超能力ではない武器と同じです)。  威力:攻撃性能を表します。攻撃に使用します。  耐久:耐久性を表します。防御で使用します。武器型の超能力は耐久が0になると一時的に消滅します。  1d6を二回行い、片方の出目をx、もう片方の出目をyとします、どちらがxでどちらがyかは、二つの出目を確認してからPLが選択します。その武器の威力は1d6+(x+1)/2(端数切り上げ)、耐久はy*2とします。  xとyが両方1だった場合はサイコロを振り直す事が出来ます。その時、振り直した後のxとyに1ずつ足してください(二回目のxとyも1だった場合は振り直しは出来ません)。  武器型の超能力の形状は、[威力]と[耐久]、武器表を目安に設定してください。 武器表 ・素手 威力:1d6/2(端数切り捨て) 耐久:- ・小型の刃物or鈍器 威力:1d6 耐久:4 ・戦闘用の鈍器 威力:1d6+1 耐久:10 ・中型の刃物 威力:1d6+2 耐久:8 ・大型の刃物 威力:1d6+3 耐久:8 ・拳銃 威力:2d6 耐久:1 ・武器型の超能力  「武器型の超能力」は、[精神]を2減らす事でいつでも自身を武装させる事の出来る超能力です。戦闘中に発現する場合、手番を一回消費して武器型の超能力の発現を宣言し、そのターンの終了時に発現します。「遠隔型」ではない場合、能力者の身体から一瞬でも完全に離れるか、能力者自身が望めば、その瞬間に消滅します。また、ほとんどの超能力者は武器型の超能力を同時に一つしか発現させられません。  武器型の超能力の[耐久]の減少は一時的であり、再発現すると前回の発現中に減少した[耐久]は回復します。